2017年につづき、香川県の引田地区で行われた展覧会に移動式住居「幸庵 – 参号」の映像を展示しました。
https://www.geidai.ac.jp/news/2018082769595.html
https://tua-saic2018.geidai.ac.jp/




会期: 2018年8月18日(土)―9月2日(日) | 休み:8月22日(水)、8月29日(水)
展覧会について
東京藝術大学と香川県とは平成13年度以来継続して連携事業を行なってまいりました。平成30年度は、前年度に引き続き、 香川県東かがわ市引田を舞台に、日本とアメリカ、ほか異なる文化背景をもつアーティスト28名が「都市と地域」をテーマに作品を展開します。アーティスト達は普遍的な視野と地域固有の文化の共存の関係性を考え、自身のローカリティを振り返り、グローバル化に一元化されえないものを見つけ出し、その上で現代アートの社会実践を行ないます。
シカゴの都市と東かがわ市引田の地域のリサーチワークを通じて、人間と自然のコミュニケーションの場の新たな在り方を多様な現代アート作品で表現します。
グローバルアート共同プロジェクト2018 概要
東京藝術大学大学院美術研究科は2015年度より、世界の芸術系大学を代表するパリ国立高等美術学校(エコール・デ・ボザール)、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校、そしてシカゴ美術館附属美術大学とそれぞれ連携し、国際共同授業「グローバルアート共同プロジェクト」を実施しています。ファインアート分野の教員と学生が国や大学の枠組みを超えてユニットチームを組み、ソーシャル・アート・プラクティス(現代アートの社会実践)を行なう様々な演習を共同で開設しています。
このシカゴ・ユニットの共同授業は、教員と学生が日本とシカゴを行き来し、両国の文化の共通点や差異を学び、ユニットのテーマを糸口に社会参加を前提としたフィールドワークやワークショップ、スタジオ内外での制作活動などを行なうことで、各々が複合的な視野を広げその表現を新たにし、深め、発表することを目的としています。